塩崎恭久厚生労働相は5日の記者会見で、政府が打ち出している待機児童解消加速化プランで2017年度に予定していた保育の受け皿整備の約4万人分について「16年度補正予算で、16年度内に2万人分を前倒しして整備する」と述べました。
塩崎氏は「保育人材の確保策も合わせた総合的な取り組みを進めていきたい」と強調。待機児童数の多い東京都の小池百合子知事とは「いいアイデアはお互い出し合うことが大事だ」として、保育行政で協調していく考えを改めて示しました。
加速化プランは13〜17年度の5年間で保育サービスの定員を50万人増やす計画です。