大月にオープン 元消防員がドクター /山梨
壊れたおもちゃを修理する「大月おもちゃ病院」が、大月市大月町花咲の市総合福祉センター2階の児童館にオープンしました。
ボランティアで「おもちゃドクター」を務めるのは、高橋清房さん(61)=同市猿橋町。元上野原市消防本部職員で、今年3月末に公務員生活を終えたばかり。「ドクター」歴9年のベテラン、葭沢一正さん(65)=笛吹市境川町=に指導を受け、「日本おもちゃ病院協会」(東京都)の養成講座課程を経るなど経験を積みました。県内では7人目といいます。
古いおもちゃは動力にゼンマイを使ったが、最近は電池で動くおもちゃが多く、電池や配線関連の故障が目立つという。高橋さんは「診療を通して、物を大切にする心を育みたい」と話します。
予約は不要で、原則無料(材料費、部品代などは相談の上、実費負担)。1人1台で、コンピューターゲーム機やエアガンなどは対象外。開催は当面月1回、午後3時〜同5時(10月17日、11月21日、12月19日、1月16日、2月20日、3月21日)を予定しています。