宇都宮氏「都購入地、保育園に」 鳥越氏「待機児童に予算重点」
東京都知事選(14日告示、31日投開票)への立候補を表明した4氏が13日、日本記者クラブで会見し、深刻な待機児童問題への対策を明らかにしました。
宇都宮健児元日弁連会長は「都が購入した土地を保育園づくりに貸し出す、そういうことを徹底してやる」と話しました。小池百合子元防衛相は「都有地を有効に活用する」として保育所と高齢者施設の複合施設などの整備を進める考えを示しました。
ジャーナリストの鳥越俊太郎氏は「公共事業は喫緊でなければ後回しにして予算を組み替えていく」と予算を重点配分する方針。増田寛也元総務相は「区市町村に任せるのではなく、都がもっとバックアップしていく必要がある」と指摘。予算の増額に加え、保育所整備にあたっての地域住民との合意形成で「都も汗をかく」と訴えました。