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雨やどりをする私たちをよそに、キラキラした世界をめいっぱい楽しんでいる生き物たちの様子を絵本の中でのぞいてみましょう！人だって雨が大好きな子はいますよね！
■ 雨が降ってきて庭の動物たちはみんな動きだします
作： まつい のりこ 出版社： 偕成社
あかちゃんは動くものが大好き。にわとり、てんとうむし、かえる、あり…。雨が降ってきて庭の動物たちはみんな動きだします。
- いろんな雨(みんなの声より)
最後のページ以外は全く字がありません。とってもシンプルなのに、とっても奥が深いです。雨の降り方もいろいろ、それを表現する日本語(ぽつぽつ、ザーザーなど)もいろいろ、雨を喜ぶ動物もいれば、いやがる動物も。いかにお話を作れるか、読む親のほうが試される感じです。にわとりとひよこ、かえるとおたまじゃくし、のように、親子で一緒の動物が多いのもいいなと思いました。
子どもたちは、保育園で覚えてきたかたつむりポーズ(著気にした左手工の上にグーの右手を乗せる)をしたり、動物の表情を見て「にこ～」と言ったりして楽しんでいます。雨降りの日に「雨だよ」と言うと、この本を出してくることもあります。子どもたちが大きくなったら、お話を作って読んでもらうのが楽しみな本です。(黄色い鳥さん 30代･ママ 女の子2歳、男の子2歳)
■ カエルにとってのピクニック日和って…！？
作： 高畠 那生 出版社： フレーベル館
「何もかもあべこべ、あべこべにもほどがある！？」
そんなキャッチコピーで紹介されているこの絵本、いったい何があべこべなんでしょう。
「お、あしたはいい天気になりそうだ。ちょっとでかけようかな。」
テレビの天気予報を見ていたカエルは言います。
次の朝、カーテンをあけると…
「やったー！きょうはいちだんといい天気」
うきうきでお出かけ。でろでろで、ぐちょぐちょのピクニックのはじまりです！
…ぐちょぐちょ？
そう、お察しの通り。カエルのいいお天気というのは、ものすごい雨が降っているということ。
傘なんてもちろんさしません。できたてのサックサクのカツバーガーを持って公園へ。
噴水の周りは大洪水。これじゃあ、まるでプールみたい。カツバーガーもでろでろ。
「ん～、ますますおいしそう。」
デッキに横たわって、いただきまーす。
ひー！！
何もかもびしょびしょ、ぐちょぐちょ。こんなんで楽しいの？
でも、カエルがあまりにも嬉しそうなので、何だか気持ち良さそうに見えてきたりして。
さあ、早く帰らないと雨がやんじゃうよ。カエルくん。
ユーモア絵本作家高畠那生さんの、あまりにもいきいきとした最新作。
大声を出したり、驚いたりしながら楽しんでくださいね。
それからカエルのおしゃれな「あべこべのかさ」もお楽しみに。(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
■ すばらしい雨の一日を描いた、ことばのない絵本
作： ピーター・スピア 出版社： 評論社
雨がふってきた。おねえちゃんとおとうとは雨具にきかえ、かさをさして外にでます。水たまりであそんだり、雨水の流れをみたり…。雨の中でいきいきと変化する、いつもとちがうせかい。すばらしい雨の一日を描いた、ことばのない絵本です。
- 雨の日のいきいきとした風景が美しい(みんなの声より)
２歳になった息子に雨の日のもいきいきと楽しく過ごして欲しいな，雨の日ならではの楽しみを見つけて欲しいなと思い購入しました。
ちょうどレインポンチョとレインブーツを用意して、雨の日の歩いてのお出掛けを試みた時でしたので，息子は絵本のページを開くなり自分と重なる主人公に興味津々でした。
読み進めて息子は雨が道路に降り付けた時にできる水の輪が見開きの一面に描かれたページをずっと見ていました。何かとても惹きつけられたようです。
また，お家にもどって積み木遊びをしている場面などもお気に入りです。
雨の日のたくさんの素敵な絵で描かれたこの絵本を見ていると雨の日ならではの風景の美しさが再発見でき，小さい子どもを連れてのお出掛けも楽しくなれるお勧めの絵本です。
ずっと大切にしたい一冊です。(げんきなマドレーヌ☆。さん 40代･ママ 男の子3歳)
こちらの情報は850万人の絵本ためしよみサイト「絵本ナビ」さんからいただきました。この他にも「雨を楽しむ絵本」が紹介されています。気になる絵本を探しに訪れてみてはいかがでしょうか？
