児童書や絵本を積んだキャラバンカーで全国を回って子どもたちに読書を楽しんでもらう講談社の「全国訪問おはなし隊」の県内巡回が7日始めました。8月6日まで、幼稚園や図書館など62か所を巡ります。
この日午前は、約550冊の本を積んだキャラバンカーが神戸市立灘小(灘区)を訪問。1、2年の児童約110人は車内の本棚からお気に入りの本を選び、ござの上に寝転がって本を広げたり、ボランティアによる絵本「だいくとおにろく」の読み聞かせに聞き入ったりしていました。
隊長の吉田詳(よう)子さん(47)は「想像力を高め、親子でコミュニケーションを取るきっかけになってもらえれば」と話しています。