夏休みに読むとおもしろい絵本3選
今の時期、ちょっと大きめの本屋に行くと、夏休みに読むと楽しい絵本の特設コーナーがあったりしますね。花火の絵本コーナー、怪談話コーナー、食べて美味しいひんやりデザートなどなど・・・。どの絵本も夏らしいテーマで、思わず手に取ってしまいます。
でも、今日は、できるだけ書店の特設コーナーとはかぶりにくそうなテーマで、夏休みに読んだらおもしろそうな絵本を記事にしたいと思います。
夏は野菜がおいしくてひまわりがキレイで自由研究に悩む
だいどころはじっけんしつ(文:小林実、絵:河村徳治)国土社
△出典:あんふぁん
自由研究のネタになりそうな実験がたくさん掲載されています。実験の結果やどうしてそうなるのかという考察は書かれていないのですが、台所という身近な場所で起こっている不思議なことを調べてみたい!という好奇心が刺激される楽しい絵本です。
簡単な実験が多いので、遊びながらやってみたら楽しいと思います。
やさいのずかん(作:小宮山洋夫)岩崎書店
△出典:あんふぁん
写実的な絵と簡単な説明文で書かれています。個人的には、いろいろな野菜の種や芽や花がズラーっと描かれたページがとても面白いです。野菜の種や芽、花は、普段あまり目にすることがありませんが、「あの野菜の種はこんな見た目なんだ」「あの野菜とこの野菜の花は似ているんだ」という、小さな発見がたくさんできる絵本です。全国学校図書館協議会選定。
ひまわり(文・絵:荒井真紀)金の星社
△出典:あんふぁん
これまた写実的で、感嘆するほど繊細に描かれた絵本です。ひまわりについて、とても事細かに描かれていて、素敵ですよ。「植物の観察ってこうやってやるんだ」というお手本のような本です。第60回青少年読書感想文全国コンクール課題図書。
良かったら図書館などでお手に取ってみて下さいね。