回数制限なく「妊活・病児保育」を支援!メルカリの新制度が素敵すぎる
メルカリが、福利厚生に「不妊治療・病児保育」に関する支援を追加しました。
人事制度に「妊活」支援等を追加
フリマアプリを運営する「メルカリ」は4日、人事制度に「妊活や病児保育の支援」を追加したと発表しました。社員の「不妊治療」や「病児保育」の金銭的負担が大幅に軽減されます。
妊活支援、10年間回数制限なし
メルカリは今年2月、育休・産休中の給与を会社が100%保障するなど手厚い福利厚生「merci box」を導入し、話題となりました。今回追加された「妊活支援」は、不妊治療の費用を治療開始から10年間、所得制限や年齢、回数の制限なしで会社が費用を一部負担するという内容。保険適用治療では、会社が治療費の3割を負担するので、本人負担額は実質0円に。保険適用外の治療では、治療費の7割を会社と自治体で負担し、本人負担は実質治療費の3割となります。
時間制限なしで「病児保育」を支援
「病児保育」費用の補助では、子どもが病気になって病児保育やベビーシッターを利用する際に、1時間当たり1,500円を支給。安心して仕事に専念できるように、利用時間の制限はありません。
ネット上に「素晴らしい」という声が続々
メルカリの福利厚生に「妊活・病児保育支援」が追加されたことを受けて、ネット上には反響が続々。
- これは素晴らしい
- さすがとしか言えない
- すごい会社だ
- すごく進んできている
- 「人生」を豊かにする人事制度
- 素敵すぎる
- まだ若い会社でこれだけ制度を提供していくところが素晴らしい
- ますます転職したくなってきました
賞賛する声が多くよせられており、中には「メルカリに転職したい」という声もありました。
不妊治療をする人が増加
出産年齢の高年齢化に伴い、不妊治療を行う人の数が増加しています。2004年には総出生児の1.64%だった体外受精による出生時数は、2010年には2.7%まで増えました。
高額な治療費が負担に
不妊治療は保険適用外の治療も多いため、高額な治療費や治療のための休みなどの負担が社会的な問題となっています。2010年~2012年に行われた調査によると、不妊治療をして妊娠するまでの平均治療期間は25ヶ月で、平均治療費は140.6万円。妊娠できずに不妊治療を続けている人も含めると、さらに多くの期間と費用がかかっていることが予想されます。
「経済的支援があればもっと産みたい」女性が4割
東京23区在住の25~40歳の女性を対象に、「不妊治療の助成が今より充実していたらもっと子どもを産みたいか?」と質問したところ、以下のような回答に。
「第一生命グループ」資料
4割以上の女性が「1人以上産みたい」と答えました。