「子どもの未来に税金を」 草津駅前で保育士ら街頭活動

　参院選に向けて、待機児童や保育士不足の問題に関心を高めてもらおうと、滋賀県内の保育士らが19日、草津市のJR草津駅前で街頭活動をしました。

　保育園の職員、管理職、保護者らでつくる「滋賀保育運動連絡会」と、民間保育所の職員らでつくる「全国福祉保育労働組合滋賀支部」、滋賀自治労連が主催。保育士ら17人が「福祉は権利」「子どもの未来に税金使おう」と書いた幕や旗を手に、「保育現場のことを知ってください」と声を掛けました。

　大津市内の民間保育園の保育士水谷佳子さん(33)は「今の規制は甘く、基準を守っても詰め込み保育になってしまう。子どもたちにきちんと税金を使い、保育士が働き続けられるようにしてほしい」と話しました。