保育ニュースまとめブログ

保育に関連するニュースや記事をまとめたブログです。保育士さんや幼稚園教諭さん、子育て中の保護者の皆さん、保育に関心をお持ちの方々にぜひ読んでいただきたいです。

眼前に太平洋 長~い滑り台に歓声 室蘭

 土壌汚染の対策工事を終え、4月28日から再開園した室蘭市八丁平の「八丁平南公園」が人気を呼んでいます。直線としては国内でも有数の長さの滑り台を目当てに、室蘭市外から車で訪れる家族連れもいて、週末は路上駐車も発生。市は5月中旬に20台分の臨時駐車場を整備しました。

 

 公園は有害物質が土壌から見つかったため、2013年12月に閉鎖し、50センチ以上の土を盛る対策工事を施しました。広さは隣接地と合わせたため約4.5ヘクタールと従来の2倍強となり、遊具も変えました。

 このうち目玉の滑り台は全長38メートルで、高低差10メートルの斜面に設置しました。晴れた日には絵鞆半島や太平洋を眺めながら滑ることができます。遊具を製造した大永ドリーム(前橋市)によると、滑り台は樹脂製で「グリッサンド滑り台」という名称の商品。全国各地に納入した中でも「これほど長い直線はない。この商品では日本一の長さ」(同社)といいます。

 このため滑り台を目当てに週末は子供たちの行列ができるほどの人気で、室蘭市土木課は「伊達方面からも来ていると聞いている」と話します。ただ、遠方からの利用を想定しておらず、駐車場は5、6台分のスペースしかありませんでした。地域住民から路上駐車の苦情が出たこともあり、市は公園の芝生の一角を臨時駐車場としました。

 また、室蘭市は昨年9月には長さ28メートルの曲線の滑り台を室蘭岳山麓総合公園(だんパラ公園)に設置。市内には個性的な滑り台が相次いで登場しています。