保育ニュースまとめブログ

保育に関連するニュースや記事をまとめたブログです。保育士さんや幼稚園教諭さん、子育て中の保護者の皆さん、保育に関心をお持ちの方々にぜひ読んでいただきたいです。

次世代で必要となる 2つの能力を伸ばす! さいたま市浦和区に、プログラミングとダンスをカリキュラムにした新しい民間学童保育『ココカラKIDS』がオープン

 子どもの主体性を育む『ココカラKIDS』(埼玉県さいたま市浦和区常盤10-2-4)がオープン。小学校でも必修化が進むプログラミング教育と、競い合うことなく身体能力を向上させるダンスレッスンで、成熟社会において必要と言われている創造性、論理的思考などを幼いうちから鍛えます。

 みんなが笑顔になるレクリエーションを主催する、株式会社ハコカラが、独自メソッドで子どもの主体性を育成する、民間学童保育『ココカラKIDS』を、埼玉県さいたま市浦和区にて開業いたしました。 

次世代が必要とする知識と能力を開発する、新しい学童保育のスタイル

 2016年7月19日にオープンした『ココカラKIDS』は、学習カリキュラムにプログラミングとダンスを取り入れた、さいたま市では初めて(*1)の民間学童保育施設です。

 当施設の近隣地域だけでなく、民間学童保育のほとんどが学習塾として運営されている中で、弊社ではロジカルな発想を生み出すプログラミングと、身体能力と表現力の向上を目的としたダンスに焦点を当てました。

 特にプログラミングに関しては、文部科学省にて将来の新学習指導要領に「プログラミング教育」を盛り込む方向で議論(*2)が行われるなど、国をあげての取り組みが始まろうとしています。ご家庭にパソコンがあっても、なかなかプログラミングまでは教えることができないご両親のために、プロの講師が視覚的に分かりやすいプログラミング言語を使って、子どもたちが自ら考えてスクリプトを構築する授業を展開。主体性や創造性を磨き、これからの時代を切り拓く人材の育成を目指します。

 また、従来より運営している高齢者施設へのサポート事業と連携し、子どもたちの発表の場を同施設で行うなど、世代を超えたコミュニケーションを促進してまいります。子どもたちは、場合によっては自分の祖父祖母よりも高齢の方々の前で、パフォーマンスを発揮し喜んでもらうことで、世のため人のために尽くすことの意義を幼少期に経験する良い機会となります。

 そして、施設の中で他者との関わりが少なくなりがちな、ご高齢の皆様にとっても、有意義な楽しい時間をお過ごしいただけると、弊社では考えています。

*1. 自社調べ

*2. 小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/122/attach/1372525.htm

主要カリキュラム:身体的表現による創造と、論理を駆使した思考力の開発 

ダンス授業>

効果:感情、運動感覚など異なる脳の部分を刺激し全体的な脳機能を向上

 ジャズダンス・ヒップホップ・バレエをメインに、現役のダンサーが教えます。音楽に合わせて楽しく踊るだけでなく、一定のステップを覚えて他に応用させる技術は、自己表現を豊かにします。

 また、団体での振り付けの際には、状況判断力や決断力といったスキルも必須。手足をどのように動かすのか、といった身体感覚だけでなく、全体の中で自分の位置がどこにあるのかを把握する空間認識能力も身につきます。 

<プログラミング授業>

効果:論理的思考力・問題解決力・創造力の向上

 授業には、MIT(マサチューセッツ工科大学)のラボで、プログラミング教育向けの環境として開発された、Scratch(スクラッチ) を採用。従来のプログラミング言語のように、コードだけで記述するのではなく、視覚的にも分かりやすい総合開発環境です。

 事前に用意されたキャラクターを「歩かせる」「回転させる」など、簡単にリミックスすることで学習をスタートすることができ、創造性と自分でコンピューターを操作する感覚を身につけます。

 ただし、思うように動かすためには、論理的な組み立てが必要であるため、本格的なプログラム言語と同様にデバッグが必要です。エラーが起こるたびにその問題に向き合い解決する、トライアル・アンド・エラーの習慣が身につきます。

子どもからお年寄りまでが、笑顔で明るく過ごす毎日を支援します

 子ども向けのプログラミング授業は、東京都内で大手企業が教室を展開している例もありますが、学童保育としてプログラミングをメインに扱っている施設はなく、これまでにない新しい取り組みとして、7月のオープンより保護者の方々からお問い合わせいただいてまいりました。

 さらに、ダンス授業に関しても学童保育で教えるところは少なく、どちらかと言うとスポーツ教室が主体でした。陸上競技や球技のように競い合う種目ではなく、個人・チームとして一つの表現を目指すダンスは、幼児教育として優れたカリキュラムです。

 今後とも、既存の福祉施設へのサービス事業と連携し、あらゆる世代の教育に力を入れ、老若男女問わず住みやすい社会を創造することに貢献します。