内閣府は28日、幼稚園と保育所の機能を併せ持つ「認定こども園」が4月1日時点で4,001カ所となり、昨年4月時点の2,836カ所から増加したと発表しました。待機児童の解消などを目的に昨年4月に始まった子ども・子育て支援新制度は、こども園の普及を柱としており、幼稚園と保育所からの移行が各地で進みました。
28日に開かれた有識者らによる子ども・子育て会議で報告しました。こども園は、保護者の就労の有無にかかわらず0~5歳児を受け入れるため、保育の受け皿が広がると期待されます。
また、会議では文部科学省が、新制度に移行してこども園になったのは20・6%だったと明らかにしました。