保育士のブラックな職場環境って?本当に役立つ「保育園との付き合い方」3つのポイント
先日、福岡県太宰府市の保育園で保育士が年間30人退職するというニュースが西日本新聞に掲載されていました。保育園に関しては、待機児童や保育園建設反対の問題もあり、保育園に入れない子たちがいる中で、保育園側でも人が足りないというような事態になっています。
また、仕事の環境も厳しく、乳幼児へ気を遣ったり、保護者からの指摘があったり、保育士のブラックな職場環境が話題になることもあります。
せっかく保育園に預けることができても、保育園がそんな状況だと聞くと、ママも心配ですよね。
そこで今日は、本当に役立つ“保育園との関係で親が気をつけるポイント”をご紹介します。
■こんな「保育園」は選びたくない!
待機児童が多く保育園に入れるのも大変な状況ではありますが、できることならば良い保育園を選びたいですよね。では、逆に良くない保育園はどんな園なのでしょうか?
・保育士がいつもイライラしている、しんどそうにしている
保育園や学校選び、就職活動でも同じことが言えますが、まず1つは働いている保育士が楽しそうに働いているかどうかが重要です。保育士がイライラしている保育園は忙しかったり、満足のいく仕事ができていなかったりする可能性が高いです。
・施設が汚れている、掃除が行き届いていない
掃除をする余裕がない状況なので、保育園として管理ができていなかったり、保育士が忙し過ぎたりする可能性があります。待機児童も多く、保育園に入れたらどこでもいいという状況かもしれませんが、保育園の質には注意が必要です。それでは、このような状況の中で親としてどういうところに気をつけた方がよいのでしょうか?
■「保育園との関係を悪くしない」ために気をつけたい3つのポイント
保育園や保育士との関係がよくなれば、子どもにとっても親にとってもプラスになります。先輩パパママたちの意見から、役に立つポイントを3つご紹介しますので、参考にしてみてください。
(1)保育園に文句を言いすぎない
保育園に対しては、自分の大切な子どもを預けているところなので、ついついいろいろ言ってしまいがちですが、保育士の方が全て悪いわけではないケースもあるかと思います。
どうしても直してほしいときは注意をすべきですが、些細なことであれば、「次からはこのようにしてもらえるとうれしいです」と自分の気持ちを伝えるような柔らかい表現にすると、話も聞いてもらいやすくなりますし、保育士もストレスに感じないですね。
(2)少しだけ雑談する
保育園への送り迎えは仕事の時間の関係上、バタバタしてしまいがちですが、可能な限り保育士と話をすることをオススメします。保育士と少しでも会話をするようになると、保育士も自分の子について様子を話してくれるようになりますし、ママの人柄がわかると保育士も気を遣ってくれます。
また、子どもも保育士と仲良くしているところを見ているので、保育士になつきやすくなるため、子どもにとってもプラスになります。
(3)PTAでできることをやる
保育園や幼稚園によっては、PTAのような団体があるところもあります。PTAがあるのであれば、可能なら保育士を支援できるような取り組みをしていくのがよいでしょう。
特にイベント前は保育士も業務が多忙ですので、保護者が支援できるところを支援して、みんなで子どものために盛り上げていくと、子どももママも保育士もみんなハッピーになれますよね。
これらは実際に筆者の知り合いが実践した方法であり、特に保育士と少しでも話をすることによって、ママ自身保育園に対する不満やイライラが減ったと言っていました。また、子どももグズらないで保育園に行ってくれるようになったそうです。
みなさんもぜひ試してみてくださいね。